「格安SIMに興味はあるけど、乗り換えて後悔しないか不安…」「子どもに反対されて踏み切れない」「速度が遅くなるって聞いたけど本当?」——管理人のもとにもこういった声がよく届きます。
この記事では、シニア・60代が格安SIMを検討するときによく感じる不安・疑問・後悔をQ&A形式で正直にお答えします。管理人自身も50代後半に同じ不安を感じながら乗り換え、現在は楽天モバイルを使っています。その実体験も交えながら、実態に即した回答をまとめました。
【後悔・失敗編】乗り換えて後悔した人は何に困ったのか
Q:格安SIMに乗り換えて後悔した人は多いですか?
A:後悔する人がいるのは事実ですが、原因のほとんどは「事前の準備不足」です。後悔の原因として多いのは以下の3つです。
- キャリアメールが使えなくなった:@docomo.ne.jpや@au.comなどのメールアドレスが急に使えなくなり、友人や登録サービスへの連絡が混乱した
- 昼間に速度が遅くなった:いわゆる格安SIM(MVNO)に乗り換えたところ、昼休みにつながりにくくなった
- シニア向け割引のエントリーを忘れた:乗り換えたのにシニア向け割引に申し込まず、しばらく割引を受けられないまま使っていた
これらはいずれも乗り換え前・乗り換え直後に対策できることです。この記事を読んで準備をしてから乗り換えれば、後悔するリスクは大幅に減ります。
Q:「乗り換えたら速度が遅くなった」と聞きますが本当ですか?
A:格安SIMの種類によります。正確に説明します。
格安SIMには大きく2種類あります。
- 大手キャリア系の自社回線・サブブランド(楽天モバイル・ワイモバイルなど):自社の回線や大手キャリアの回線を直接使うため、混雑時でも速度が安定しています。「乗り換えたら遅くなった」という問題がほとんど起きません
- MVNO(他社から回線を借りる格安SIM各社):大手から回線を借りて提供。月額料金は安いですが、昼間や夕方の混雑時間帯には速度が低下することがあります
シニア世代には速度が安定している楽天モバイル・ワイモバイルへの乗り換えをおすすめしています。「安かろう悪かろう」ではなく、大手並みの品質で月1,000〜3,000円台で使えます。
Q:乗り換えたらキャリアメールが使えなくなりました。どうすればよかったですか?
A:これは乗り換え前の準備で防げた後悔です。
@docomo.ne.jp・@au.com・@softbank.ne.jpなどのキャリアメールは、そのキャリアと契約している間しか使えません。乗り換えると原則使えなくなります。
乗り換え前にやるべきだったこと:
- Gmailなどのフリーメールアドレスを作る
- 友人・家族・病院・銀行・通販サイトなど登録先にメールアドレスの変更を通知する
- LINEの連絡はメールではなくLINEに集約する
なお各キャリアは有料(月330円程度)でキャリアメールを継続して使えるサービスも提供しています。「どうしても今のメールアドレスを使いたい」という方はこちらも選択肢です。
Q:店舗がなくてサポートが受けられないのでは?
A:ワイモバイルは全国のソフトバンクショップで対面サポートが受けられます。
ワイモバイルはソフトバンクショップ(全国約2,800店舗)で対面サポートが受けられます。楽天モバイルは楽天モバイルショップでの対応となり、店舗数はソフトバンク・au系ほど多くはありませんが、オンラインでの手続きサポートは充実しています。「格安SIMは全部ネット完結で店舗がない」というイメージは、いわゆるMVNO系の格安SIMに当てはまる話です。
スマホの操作がわからないとき、設定を手伝ってほしいときは、近くのショップに持ち込めばサポートしてもらえます。
【家族・周囲の反対編】子どもや家族に反対されている方へ
Q:子どもに「格安SIMは危ない」「やめたほうがいい」と反対されています
A:お子さんの心配はおそらく以下のどれかです。それぞれ正直にお答えします。
「速度が遅くなる」という心配:楽天モバイル・ワイモバイルを選べば大手キャリアと同等水準の回線品質です。速度の心配はほとんどありません。
「手続きが複雑で親がミスをする」という心配:最初の乗り換え手続きだけはお子さんに一緒にやってもらえば大丈夫です。乗り換え後は普段の使い方が変わるわけではありません。
「サポートが受けられない」という心配:ワイモバイルはソフトバンクショップで対面サポートが受けられます。今と変わりません。
「詐欺などのリスク」という心配:公式サイトまたは正規の取扱店・店舗から申し込む限り、そのリスクはありません。
お子さんへの説明として「楽天モバイル(またはワイモバイル)は今のキャリアより月3,000〜5,000円安くなる。手続きも対面で相談できる」と伝えると理解してもらいやすいです。
Q:夫(妻)が「今のままで十分」と言って乗り換えに協力してくれません
A:これはよくあることです。「変化への抵抗感」と「節約への無関心」が重なっているケースが多いです。
説得の糸口になるのは具体的な金額です。
たとえばドコモの無制限プラン(月7,315円)から楽天モバイル(データ使用量に応じて1,078〜3,278円)に乗り換えると、月4,000〜6,000円・年間5〜7万円の節約になります。「年間6万円あれば旅行に行ける」という言い方をすると響くことが多いです。
また「電話番号は変わらない」「Rakuten Linkを使えば通話料もほぼかからなくなる」という点を伝えると、抵抗感が和らぐケースが多いです。
【手続き・不安編】乗り換え前のよくある疑問
Q:電話番号は変わりますか?
A:変わりません。MNP(番号ポータビリティ)という仕組みで、今の電話番号をそのまま新しい会社に持ち込めます。「乗り換えたら番号が変わる」というのは誤解です。
Q:スマホのデータ(写真・連絡先・アプリ)は消えますか?
A:今のスマホをそのまま使い続ける場合、データは消えません。SIMカードを差し替えるだけなので、写真・連絡先・アプリはそのまま残ります。
新しいスマホに変える場合はデータ移行の作業が必要ですが、これも店舗でサポートしてもらえます。
Q:今のスマホはそのまま使えますか?
A:多くの場合そのまま使えます。2021年10月以降に大手キャリアで購入したスマホはSIMロックがかかっていないため、乗り換え先のSIMカードに差し替えてもそのまま使えます。
それ以前に購入したスマホでも、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えなら同じグループのため基本的にそのまま使えます。楽天モバイルの場合はauの回線もパートナー回線として利用しているため、auで購入した端末との相性も比較的良好です。
心配な場合は各社の公式サイトに「動作確認済み端末」の一覧があるので、今使っているスマホの機種名で確認できます。
Q:手続きの途中で電話が使えなくなる時間はありますか?
A:SIMカードを差し替えて開通手続きをする数時間、電話とネットが使えない時間が発生します。
ただしソフトバンクショップなどの店舗で手続きすれば、その場で即日開通できます。空白時間をゼロにしたい方は店舗での手続きをおすすめします。
Q:解約金はかかりますか?
A:2021年以降の契約は基本的にかかりません。2021年の電気通信事業法改正で、2年縛りなどの解約金は大幅に規制されました。ただし機種の分割払い残債は残ります。My docomo・My au・My SoftBankで確認しておきましょう。
Q:乗り換えると今まで貯めたポイントはどうなりますか?
A:ポイントの扱いはキャリアによって異なります。
- dポイント(ドコモ):乗り換え後もdアカウントでdポイントは引き続き使えます
- Pontaポイント(au):au IDで管理されているため、他社に乗り換えても失効はしません
- PayPayポイント(ソフトバンク):SoftBank IDで管理されているため、ワイモバイルへの乗り換え後もそのまま使えます
- 楽天ポイント(楽天モバイル):楽天モバイルの利用で楽天ポイントが貯まりやすくなり、楽天市場をよく使う方には相性が良いです
【料金・お得編】料金に関するよくある疑問
Q:本当に安くなりますか?隠れた費用はありませんか?
A:本当に安くなります。ただし条件次第で差があります。
典型的な節約例:ドコモの無制限プラン(月7,315円)→楽天モバイル(データ使用量に応じて1,078〜3,278円)で月4,000円以上の節約。
隠れた費用として注意すべき点は以下です。
- 事務手数料:オンライン申し込みは無料の会社がほとんど。店舗では3,300円程度かかる場合があります
- キャリアメール継続費用:今のメールアドレスを維持する場合は月330円程度かかります
- 端末代の残債:スマホを分割払い中の場合、残りの支払いは続きます
これらを差し引いても、ほとんどの場合は乗り換えた方が安くなります。
Q:シニア向けの割引は本当に安くなりますか?申し込まないともらえないのですか?
A:申し込まないと割引されません。自動適用ではありません。
これは多くのシニアが見落とすポイントです。ワイモバイルの「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」も楽天モバイルの「最強シニアプログラム」も、すべて自分からエントリーする必要があります。
乗り換えが完了したら、その日のうちにエントリー手続きをすることをおすすめします。エントリーを忘れると割引なしの料金が引き続き請求されます。
Q:格安SIMは不安が多いと聞きました。申し込んで大丈夫でしょうか
A:公式サイトまたは正規の取扱店・店舗から申し込む限り、心配はいりません。
注意が必要なのは「格安SIMを騙った偽サイト」や「SNSで誘導してくる業者」です。ワイモバイル・楽天モバイルの公式サイトURLを直接入力するか、ソフトバンクショップなどの正規店舗、または正規取扱店を通じて申し込む限り問題ありません。
なおワイモバイルの「かんたんスマホ4」や楽天モバイルの「あんしん操作サポート」「Whoscall(迷惑電話対策)」など、シニアの安全を守るサービスが充実している会社を選ぶことも重要です。
【乗り換え先選び編】どこに乗り換えればいいかわからない方へ
Q:種類が多すぎてどこに乗り換えればいいかわかりません
A:シニア世代には選択肢を絞って考えると迷いません。
| 今の携帯会社 | おすすめの乗り換え先 | 理由 |
|---|---|---|
| ドコモ | 楽天モバイルまたはワイモバイル | 料金のわかりやすさ・通話料金の安さ |
| au | 楽天モバイル | データ使用量に応じて自動で料金が変わりシンプル |
| ソフトバンク | ワイモバイル | 同グループで手続きがスムーズ |
| 65歳以上・どこからでも | 楽天モバイル | 最強シニアプログラムで詐欺対策・操作サポート込みでお得 |
Q:楽天モバイルとワイモバイル、結局どれが一番安いですか?
A:使い方によって変わりますが、シニアの典型的な使い方(データは少なめ・電話はそこそこ)での目安はこちらです。
| 条件 | 最もお得な会社 | 月額目安 |
|---|---|---|
| 60〜64歳・通話多め・SoftBank光あり | ワイモバイル | 約2,178円〜 |
| 65歳以上・楽天市場よく使う | 楽天モバイル | 約1,858円〜 |
| とにかく月額を最安に(データ少なめ) | 楽天モバイル | 1,078円〜 |
詳しい比較は以下の記事をご覧ください。
【65歳以上専用】最強シニアプログラムに関するよくある疑問
Q:楽天モバイルの最強シニアプログラムは何歳から使えますか?
A:65歳以上が対象です。60〜64歳の方は対象外です。60〜64歳の方にはワイモバイルの60歳以上通話割の方が向いています。
Q:最強シニアプログラムは子どもが代わりに申し込めますか?
A:本人のIDでのエントリーが必要です。子どもが手続きを手伝う場合も、親御さん本人の楽天IDでログインした状態でエントリーしてください。子どものIDでエントリーすると特典が受けられません。
格安SIMへの乗り換えで後悔しないための5つのポイント
最後に、この記事のまとめとして「後悔しないための5つのポイント」をお伝えします。
- 速度が安定している楽天モバイル・ワイモバイルを選ぶ:安さだけを追いかけてMVNO系格安SIMを選ぶと「昼間が遅い」という後悔につながりやすいです
- キャリアメールの移行を乗り換え前に完了させる:Gmailに切り替えて、友人・家族・登録サービスへの変更通知を先に済ませておくことが最重要です
- LINEの引き継ぎ設定を確認する:メールアドレスとパスワードをLINEに登録しておくと安心です
- シニア向け割引のエントリーを開通直後に行う:自動適用されないため、開通したその日に手続きしましょう
- 不安なら店舗で手続きする:ソフトバンクショップなどで対面サポートを受けながら乗り換えできます
まとめ
格安SIMへの乗り換えで後悔する原因のほとんどは「事前の情報不足」と「準備不足」です。この記事で疑問を解消して、正しい準備をして乗り換えれば後悔するリスクは大幅に減ります。
シニア世代にとって格安SIMへの乗り換えは、年間4〜7万円の節約につながる大きなチャンスです。不安を一つひとつ解消しながら、自分のペースで進めてみてください。
まずは楽天モバイルの料金プランを確認してみるのがおすすめです。【楽天モバイル】で詳細を見る>
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具体的な乗り換え先や手順は以下の記事をご覧ください。

